起業の始め方は?未経験の起業で失敗しないやり方・手続き・コツ全注意点

これから自分で起業したいと思っている方の中には

「起業する上での自分のスキル不足が気になる。」

「誇れるキャリアがないのに、本当に起業できるかな?」

という悩みを持っている方も多いんじゃないでしょうか。

しかし、起業は基本的に、未経験からスタートするのはみんな一緒。

そこで本記事では、未経験の業種でも起業の失敗率を防ぎ、安定した高収入も狙える手法も含めてご紹介します。

起業する際に、これだけは押さえて欲しいポイントについても解説しますので、参考にしてください。

目次

未経験から起業する手順5STEP

まずは、未経験からでも起業するための基本的な手順をご紹介します。

この5STEPのうち、どれか一つでも抜けてしまうと、起業成功はとても難しくなってしまうので、注意深く見ていきましょう。

STEP1 「起業して達成したい目標」を明確にする

起業の第一歩として、自己実現や社会貢献など、起業を通じて達成したい具体的な目標を設定することが重要です。

目標が明確であればあるほど、起業で直面する困難に立ち向かうモチベーションを保つことができ、継続しやすくなります。

目標を定めないと、別の目標で動いてる起業家から不必要な影響を受けてしまいます。

例えば、「あの人のように年商何千万稼ぎたい」と思ったものの、

「よくよく考えたら、年商よりも自由な時間を大事にするタイプだった」などと後で気づくことがあります。

起業の目的を明確にすることで、それが事業の方向性を決める際に役立ちますし、日々のモチベーションにもつながります。

具体的に数値を使って、年別の目標などを立てておきましょう。

STEP2 起業するための事業アイデアを考える

起業する目的を決めた後は、どういう事業で目的に近づいていくのかというアイデアを考えましょう。

起業したいけどアイデアがないという悩みを、多くの方が抱えていますが、実は日常の中に多くのヒントが転がっています。

自身が解決したい日常生活の不便さや熱中している趣味、習慣化して無意識に継続していることからも発見されることが多いです。

例えば

  • 価格ドットコム:買い物をする際に数多くのサイトを見比べないといけないという不便さを、比較サイトを作ることで解決したサービス。
  • QBハウス:低コストで散髪がしたいという要望に応じて、シャンプーやヘアセットといった工程を削ぎ落とし、10分1000円というお手軽カットを実現。

このように、身近な問題の解決法を考えることで、悩みを抱えている人の助けになり、世の中のニーズを満たすことにもつながります。

また、今世の中にあるサービスを、さらによくすることはできないかと考えるのも、アイデアの発見にとても役立ちます。

  • モスバーガー:従来のハンバーガーチェーンは作り置きが当たり前だったが、注文を受けてから調理するという付加価値をつけることで、急成長した。
  • Uber:従来のタクシー会社の配車サービスを応用し、乗客とドライバーのマッチングサービスを作ることで、乗車待ち時間が減り、多くの人に利用されている。

このように全くのゼロから発想するのではなく、「身の回りの問題を解決する」「今既に存在しているサービスや商品のいいところ取りを考える」などで、アイデアを思っているより多く出てくるはずです。

普段から良いアイデアがないか頭にアンテナを張っておくことで、ピンとくるアイデアに出会える瞬間も増えやすくなります。

STEP3 アイデアの中から実現可能性の高いものをを決める

複数のアイデアが出てきたら、その中で最も実現可能性の高いものを選ぶことが重要です。

元々のスキルを活かして、1つだけのアイデアだけしか出せていない人も、念のため複数出した上で一つに絞るプロセスを経ることは後で後悔しないために大事なポイントです。

商品やサービスを誰にどのような形で提供するのか、いつ収益が上がるのかという視点で考え、実現できそうなものを選択しましょう。

また、実際に商品を世の中に出す前に、本当に需要があるのかという市場調査を行うことも必要になってきます。できる起業家ほど、この市場調査のプロセスをきちんとしている傾向は多いようです。

また、フィールドワークをして実際の事業に関連する環境、場所、サービスに飛び込むことで、事業の解像度を上げる手法も、優秀な起業家ほど取っている技です。

世間のニーズを肌感覚でも認識し、それに応えるアイデアを選ぶことで、起業の成功率を高めることができます。

STEP4 どのように集客し、販売するのかを具体的に決める

ある程度の商品やサービスが決まったら、実際にどのような方法で人を集めて販売していくのかを決定していきます。

最初のうちは、クラウドワークスやココナラ等の日本最大のスキルマーケットを活用するのもいいですが、

将来的な「利益率」「継続性」「安定性」を考えると、自社サイトで安定した集客を行う方がオススメです。

Webサイト、およびSNS等を活用して情報を発信し、見込み客を集めていきます。

また、自身で集客の流れを構築することで得た知識を使って、他の法人、個人をサポートするようなコンサルなどのサービスも並行して収入源にすることもできます。

STEP5 起業し、収益化する

サービス・商品設計から集客の戦略作りまでが完了したら、実際に販売して収益化していきます。

起業したら、計画通りにうまくいくことばかりではありませんが、次はどうやったらうまくいくのかを考えながら、失敗したら必ず仕組み化で改善して、サービスの質を繰り返し高めていくことで目的を達成します。

初めのうちはモニター価格で販売(通常の半額以下)し、実績を増やしながらサービスのブラッシュアップをするやり方もオススメです。

起業することのメリット・デメリット

起業前に、起業することのメリットとデメリットを理解しておくことで、起業後に後悔する可能性を減らしたり、事前にリスクを回避することもできます。

メリット

  • 会社員とは異なり、成果が直接報酬に繋がり、やればやった分高収入を得られる。
  • 労働時間や場所など自由にコントロールできる。
  • やりがいを感じることを仕事にできる。

デメリット

  • 事業が軌道に乗るまでは、収入が不安定になる。
  • 自由な反面、全て自分で判断して行動する分の責任を感じる。
  • 決まった労働時間がないため、仕事とプライベートの境目が曖昧になりがち。

起業には、リスクと責任が伴いますが、十分な準備と正しい戦略を持って臨めば、大きなやりがいや自由な働き方を得られるチャンスがあります。

自分の成し遂げたいことに向けて計画を立てるだけでなく、トライ&エラーを繰り返して成長することが、起業成功のカギとなります。

未経験でも起業しやすい職種5選【初期投資ほぼゼロから始めることも可能】

起業と聞くと、特別なスキルや大きな資金が必要だと感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。

未経験からでも低コスト、または0円でスタートできる職種がいくつか存在します。

ここでは、特に初心者におすすめの5つの職種をピックアップしました。

YouTube・Tiktokで需要が急上昇中の「動画編集者」

動画は情報発信のツールとして、今後もニーズが高まっていくことでしょう。

スキルの身につけ方としては、

無料または低価格のオンラインスクールやYouTubeで学び、編集ソフトの操作方法や基本的な編集技術を身につけましょう。

まずはショート動画を作成してみて、徐々に長尺な動画に挑戦していくのがおすすめです。

初めはクラウドソーシングで、実績作りと経験を積んで、

その後他の動画制作会社から案件を受注したり、自分で営業をして案件を獲得することで単価も上がっていきます。

② 未経験でも案件が取りやすく、PC1台で可能な「Webライター

Webライターは、パソコン一台あればいつでもどこでも仕事ができたり、機材の準備等もないので始めやすい職種です。

ウェブサイトやブログなどのコンテンツや、ネット販売における商品紹介文の作成といったライティングができる人材は非常に需要が高まっています。

学び方として、オンラインスクールや動画学習が一般的です。

フリーランスとして継続的に仕事を獲得するためには、ポートフォリオ(実績)の構築が不可欠で、

まずは未経験でも応募できる案件から開始して、単価を少しずつ上げていくことがオススメです。

質の高い記事を継続的に提供することで、より多くのクライアントから信頼を得ることができ、高収入と幅広い仕事の獲得にも繋がります。

③ 様々な企業の案件で求められる定番の「Webデザイナー

Webデザイナーは、Webライターと同様に場所を選ばず働けて、開始する時の費用が低い職種の一つです。

書籍や動画、オンラインスクールで基礎知識を学んで、まずはポートフォリオとなるWebサイトを作ってみましょう。

初めはクラウドソーシングで仕事を獲得したり、フリーランス向けのエージェントから仕事を紹介してもらうということが多く、単価があまり高くないこともあります。

しかし、そこで実績やリピーターを作ることで、案件の単価アップと継続的な受注ができるようになるでしょう。

Web制作で仕事を獲得することも大事ですが、継続的に仕事を獲得するためにはサイトの運用や更新を請け負えるスキルをつけておくことがオススメです。

始めるコストがほぼかからず、実績が作りやすいSNS運用代行」

Instagram、tiktok、XのようなSNSは0円でも導入ができ、運用のコストもほとんどかかりません。

スクールや独学で知識やスキルを身につけ、自身のアカウントの運用から開始します。

そのアカウントで、アフィリエイト報酬や企業案件を通じて、実績作りと収益化もできるようになります。

自身のアカウントで、フォロワーやインプレッションを伸ばしたり、集客に結びついたという実績を作ることができれば、

企業から運用代行の依頼も受けることが可能です。

数値で実績が見えやすいという点からも、実績に応じて高単価の案件を狙えるようになります。

情報収集やマメな作業も多いので、それが苦にならない方には向いている職業と言えるでしょう。

⑤ 感謝されながら収入が得られ、今後も需要が増加する「カウンセラー

ストレス社会と言われるほど、多くの人が悩みを抱えている現代では、カウンセラーも多くの需要がある職種の一つです。

オンラインカウンセリングが主流になってきているので、在宅でも仕事ができるようになりました。

まずはコーチングやカウンセリングに関するオンラインコースを受講し、基本的なスキルの習得や

「臨床心理士」や「公認心理士」等、信頼性のある資格を身につけましょう。

初めは友人や家族を対象に無料セッションを提供し、口コミを集めたり、

オンラインカウンセリングのマッチングサイトに登録して、集客の準備をするのがオススメです。

その後、Webサイトの準備をし、サービスをさらに広めていくと共に単価を上げていくというのが一般的な流れになります。

このような職種で起業することは、現段階でスキルがなかったり、資金が限られている方にとって、現実的かつ着実なステップが踏める方法です。

自分に合った方法で、小さく始めて徐々にスケールアップしていくことが大切になります。

スキルなしから起業するためのコツ

前述したように特別なスキルがない場合でも、適切な戦略を立てれば起業することができます。

ここからは、スキルがない初心者が起業する際の重要なポイントをさらに具体的に説明します。

まずは副業からスタートする

副業としての小さな案件から始めることで、本業を続けながらリスクを抑えつつ、起業のために必要な経験を積むことができます。

特に未経験の状態から起業したい場合は、副業の収入が本業の収入を超えた時に起業するというのが最も低リスクな起業法と言えるでしょう。

例えば、Webライターとして起業する場合、副業でライティングの案件をこなしつつ、

自身のブログ運営で収益化する等、収入の柱をいくつか作った後に本業として活動を始めるといったやり方が想定されます。

仕事の後や休みの日を使って、着実にスキルと実績を蓄えていきましょう。

初期投資があまりかからない職種を選ぶ

最初から大きな資金が必要なやり方はあまりオススメしません。

事業が軌道に乗る前に資金不足で動けなくなる可能性が大きいからです。

前章で紹介したような低予算で開始できるものをコツコツやることで、実績と経験を積みながら、上がった収益を事業に投資するという流れが

リスクを回避しながら高収入を目指す現実的なステップになります。

今後も需要がありそうな業種を選ぶ

持続可能な事業を築くためには、将来的にも需要が見込める業種を選ぶことが重要です。

自分の興味だけで業種を選んでしまうと、どれだけ優れたサービスでも需要がなく、売れないということも十分にあり得ます。

市場調査を行い、今後成長が見込まれる業界に目を向けることが、早い段階から収益を出すためにも重要です。

ネット等で利用者が増えているサービスや商品を調べて、需要が高まりそうな分野を特定したり、

既に起業している方から情報を得るために、交流会やオンラインコミュニティに参加することも有益な手段と言えます。

起業後ビジネスの収益性をさらに上げるオススメのやり方

起業をすることは意外と誰でもできることですが、収益性を上げないことには事業の継続はもちろん、生活も厳しくなってしまいます。

そこでこの章では、起業後いかに収益性を上げてビジネスをやりやすくしていくのかを解説していきます。

可能な限り「お客様の声」「ポートフォリオ(実績)」を集める

お客様の声が集まることで、サービスの信頼性に繋がり、販売しやすくなります。

情報過多の時代なので、購入を検討している人は、必ずといっていいほど口コミを見て意思決定するというのが一般的です。

また購入者からの意見は、ビジネス成長のためにとても貴重で、商品やサービスの改善に役立ちます。

販売後のアンケート、SNSやGoogle等に口コミを投稿してもらうなど、欲しい情報に合わせて収集する方法を選択しましょう。

スキルやサービスを掛け算し、希少性を上げる

独自性と希少性は、他の商品やサービスとの差別化と独自の魅力を生み出します。

異なるスキルやサービスを組み合わせることで、希少価値を高めることができ、既存のサービスの中に埋もれないので

価格や知名度の競争に巻き込まれずに、事業を行えます。

これまでの経歴と新しく身につけたスキルを掛け合わせたり、貢献したいジャンルとこれまでの経験を掛け合わせて、自身のサービスをさらに輝かせましょう。

ただし、前章でもお伝えしたように世の中のニーズから外れすぎないというのは、是非押さえて欲しいポイントです。

貯まった実績で市場価値を上げて、単価を上げる

商品やサービスの販売した実績が貯まってきたら、さらに収益性の高いビジネスを構築することが可能です。

例えば、自身の集客方法を体系化してオンラインで販売したり、仕事をこなしていく中で得た知見を基にコンサルティングを行ったりと

応用の方法は多岐に渡ります。

将来的にこのようなサービスで高収入を得るためにも、まずは目の前の小さな仕事の真摯に取り組みましょう。

起業する際に必要な手続き

起業するために必要なスキル面や手順を押さえて、起業の準備が整ったら必要な手続きを行っていきましょう。

まずは個人事業主からスタートされる方も多いかと思いますが、収益が上がってきたら税制面でも、法人化することもオススメなので、両方ご紹介していきます。

 個人事業主で起業する際の手順

個人事業主として起業する際には、比較的簡単な手続きで済みます。

基本的には以下の手続きを行いましょう。

  • 必要書類の準備: 開業届けなどの必要書類を準備します。詳細は地方自治体や国税庁のウェブサイトで確認できます。
  • 税務署への開業届出: 開業から1ヶ月以内に最寄りの税務署に開業届けを提出します。
  • 青色申告の選択: 税務上の優遇を受けるために、青色申告を行っておくのがオススメです。

法人で起業する際の手順

法人化する場合、個人事業主と比べるとより複雑な手続きが必要になりますが、

その分、ビジネスの信頼性が増したり、税制面でも大きなメリットがあります。

事業拡大の際には以下の手順に沿って、法人化の手続きを行いましょう。

  • 事業計画と会社の形態の選択: 株式会社や合同会社など、目的に合った形態を選びます。
  • 資本金の準備: 法人設立には最低資本金が必要です。金額は会社の形態によって異なります。
  • 設立登記書類の作成: 定款の作成や登記申請書類を準備します。
  • 公証人役場での定款認証と法務局への登記: 定款認証後、法務局にて設立登記を行います。

個人事業主は手続きがシンプルでコストが低い反面、個人負債のリスクもあるので、お金の動きが大きくなってきたら、早めに法人化するのがオススメです。

法人設立は手続きが複雑でコストもかかりますが、財産が法的に保護されるメリットがあり、事業が拡大する際の信頼性も高まります。

以下に個人事業主と法人それぞれで、必要な手続きが記載された参考資料を共有しますので、是非確認してみて下さい。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/07_3.htm

資金調達の方法と使える補助金

起業し、事業を拡大していく中で、自己資本だけでは足りないというケースも多々あります。

借り入れや投資と聞くとあまりいいイメージを持っていない方も多いかもしれませんが、

適切なタイミングと方法で資金調達ができれば、事業の安定やさらなる成長につながるので、正しく活用しましょう。

資金調達をするタイミング

起業の各段階で必要な資金は異なります。

最初はモニターを集めたり、自身のスキルを高めるために少額の資金が必要になるでしょう。

このタイミングでは借り入れをするよりも、自分の貯金でやりくりできる範囲で行動するのがオススメです。

そこから売上が安定し、さらに収益を上げようと思った時が実際の資金調達のタイミングとなります。

まずはスモールスタートし、無理のない範囲で事業を拡大していくことが重要です。

資金調達する方法

資金調達にはさまざまな方法があります。

以下が代表的な資金調達方法なので、調達する際の目安としてお使いください。

  • エンジェル投資家: 個人投資家からの資金提供で、通常、ビジネスの初期段階で利用されます。エンジェル投資家は、将来性のあるアイデアやチームに投資し、資金だけでなく、ビジネスに役立つ情報や人脈を提供してくれることが多いです。エンジェル投資家と接点を持つためには、ビジネスコンテストに出場する等の徹底した事業プランが必要になってくるでしょう。
  • クラウドファンディング: 製品やプロジェクトへの資金調達方法で、MakuakeやCAMPFIREなどのプラットフォームが有名です。基本的には小口の投資を多く集める手法で、製品やサービスの事前販売としても機能します。
  • 銀行: 銀行から借り入れを行う場合、信用や事業計画が銀行の審査基準を満たす必要があります。日本政策金融公庫や地方銀行などがスタートアップ向けのプランを提供しています。

また、Forbes Japanや日経ビジネスなどのメディアは、成功した日本のスタートアップの事例を多数紹介しており、

資金調達だけでなくビジネスのトレンドも知ることができるので、余力があれば是非読んでみてください。

ビジネスの種類や段階、起業家の目標によって適した資金調達の方法は異なります。

返済能力や事業計画の実現可能性を慎重に検討することが重要です。

起業時に使える補助金

地方自治体や国の提供する補助金は、返済の必要がないことが多いため、起業家にとって大きな助けとなります。

補助金は通常、特定の条件下でのみ利用可能であり、使用方法には制限があることが多いです。

申請過程は複雑で競争も激しいため、事前にしっかりと調査し、計画を練ることが重要になってきます。

補助金の申請に関する情報は、中小企業庁や独立行政法人中小企業基盤整備機構のウェブサイトで詳しく説明されています。

以下のリンクを参考にしてみて下さい。

中小企業庁 補助金等公募案内

独立行政法人中小企業基盤整備機構

また、各都道府県や市町村の商工部門でも、地域特有の補助金制度についての情報を提供しているので、お住まいの地域で使える補助金はないか探してみましょう。

未経験からの起業の始め方でよくある質問

ここまで起業に向けての準備から具体的な手続きのやり方について解説してきましたが、ここからは起業を目指す方からよく頂く質問と回答をご紹介します。

お金が無くても起業できますか?

資金が少ない状況でも、起業は可能です。

重要なのは、初期投資を最小限に抑えられる事業内容なのかという点になります。

例えば、オンラインサービスやスクールのような、物理的な商品や店舗を必要としないビジネスモデルがそれに当たります。

また、どうしてもやりたいことがそれに当てはまらない場合は、クラウドファンディングでの資金調達も検討しましょう。

起業するのに何ヶ月かかりますか?

起業までの期間は、ビジネスの種類や起業準備にどれだけ時間を割けるのかによって大きく異なります。

オンラインサービスや通販等であれば、数週間から数ヶ月でスタートすることが可能です。

一方で、物理的な商品開発や店舗の用意が必要なビジネスでは、1年以上かかることもあります。

起業に向いている人はどんな特徴がありますか?

成功する起業家にはいくつか共通の特徴があり、

不測の事態に対応する柔軟性や学ぶ意欲、失敗を恐れずにチャレンジできる勇気、そして自己管理能力が挙げられます。

また、ビジョンを実現するための情熱も継続していく上では重要です。

起業するとき、まず何から始めればいいですか?

起業の第一歩は、ビジネスアイデアを明確にすることから始まります。

次に、ビジネスプランを立て、副業から少しずつ手をつけていきましょう。

個人の適正に合わせた起業手法の相談をしたい方は、フリーランス起業塾のSTANDをご活用ください。未経験から起業してきた受講生たちが蓄積したノウハウを元に起業できるメリットがあります。

まずは無料カウンセリングを是非お試しください。