世の中の集団型の起業塾の問題の本質を一言でいえば、「成果が出ず挫折する人が5割以上いることを前提とした仕組み」にあると思います。
そんなに挫折率が高かったら、評判も悪いのでは?
と思うかもしれませんが、内部からの視点で見ると「実践していなかっただけ」「まだ成果がでる実践量に至ってないだけ」などの視点で、起業塾側の問題として責められるような流れは起こりにくい構造があります。
仮に起業塾側の不具合を指摘しても「他の人では成果がちゃんと出ている人がたくさんいるよ」と言われて、反論する受講生が惨めな感じに見えてしまう問題があります。
そうした起業塾の構造上の甘い環境に運営側が怠けてしまい、より良いコンテンツに磨いていくことをサボっているところが多いのではないでしょうか。
そうした起業塾界隈の課題を知って、受講生全員が成果を目指すSTANDの起業塾にできた理由を3つ紹介します。
① レビュー評価のある仕組みで鍛えられる環境に身を置く
まずは、STANDの前身となるスキルマーケット「タイムチケット」での活動時は、一人一人から後日のレビュー評価が入る仕組みで6年以上の活動をしていました。
マイナスのレビュー評価が入っても消すことはできない厳しい仕組みです。
そんな会員数90万人のタイムチケット上で、唯一6年間マイナスのレビュー評価をもらったことがなく、300件連続のポジティブ評価をもらった歴代人気1位の実績があるサービスを、さらに進化させたのがSTANDです。
「受講生の半分は成果が出ずに挫折する構造のままでも良い」という一般的な集団型の起業塾の感覚では、
すぐにマイナス評価だらけになって商売がなりたなくなる厳しい環境。
スキルやカリキュラムの中身を常にアップデートしていくインセンティブがある環境で、
6年間継続してカリキュラムを洗練させていくことで、現場で使えるフリーランス起業ノウハウを蓄積してきました。
② 改善しやすさを最優先にしたカリキュラム設計にする
「ちゃんとした起業塾に見えるように、綺麗なパワポを作らないといけない」
などという考えで、見栄えばかり整えることに脳みそを使っている起業塾は多いです。
しかし、運営側の一人一人の人間のリソースには限りがあるため、
カリキュラムの内容自体を磨くような本質的な仕事に向けるリソースが裏では落ちてしまっています。
「キラキラとした見せ方をブランドばかり意識する起業塾のコンテンツは実はしょぼい法則」があり、
逆に「本質ばかりを追求してる実力派の起業塾は、見た目・世間体がしょぼくて広まりにくい」というアンバランスな実態。
そのアンバランスさを知った上で、その高度な両立をSTANDでは目指しています。
③ 個性に合わせたやり方を本当の意味で極める
「やりたいこと(will)、できること(can)のシートを埋めましょう」
くらいのことをは大半の起業塾では実施することが多いのですが、
受講生の100人100特性まで見極めて、やり方を個別チューニングしてくれることはありません。
その結果、合わない方法を数ヶ月続けて挫折してしまうなどの不幸な事例が生まれます。
STANDでは、受講生一人一人に合ったやり方を追求した結果、フリーランスとしての集客方法を35種類以上から選ぶ仕組みにまでカリキュラムが細分化されています。
また、その人の理想のキャリアの方向性と、有名な才能診断ツール4種類以上を組み合わせた高度なチューニングを活用した、2時間以上のセッションを数回繰り返すことで方向を煮詰めていきます。
受講生が後で合わない方法で挫折したりすることを防ぐためにこうしたカリキュラムに辿りついています。
特に世界的に有名な才能診断ツール「ストレングスファインダー」の研究結果として、「才能がなにもない人が一人もいなかった」という結論を出しています。個性、才能に合わせたやり方は必ずあるという事を知らないと、「あの受講生は〇〇だから成果は出せない」という感じで簡単に切り捨ててしまう発想をもってしまいます。
STANDでは履歴書では全然良いキャリアを歩んでいない人でも、その人の個性・才能を見極めてキラキラしたフリーランスのキャリアになれるように支援しているのは、背景にそんな状態からでも上手くいく方法があると知っていることも関係しています。
「最低限のキャリアシートを埋めたら、後は実践あるのみ!」という起業塾は、後々、受講生が躓いている姿を見ても、反省して改善していけていない自省力や寄り添い力のなさの表れのように思います。