起業塾のやばい闇11選と現実|怪しい、意味ない?失敗の末路の回避策

「起業塾に通ったけど、失敗して挫折してしまった…」

「起業塾って実力があるなしの差って判断しにくい…」

そんなお悩みの方も多いかと思います。

起業塾の中でも、そこそこ実績があったり、知名度があるのに、実は実力が低かったりする実態は世の中に知られていません。

起業塾で成果がでなくても、「行動量が足らない」という意見で一蹴されてしまうことが多く、不満に思っていても自分の責任もあると感じて、SNSなどでもでもネガティブな口コミを言いづらいのです。これは人気だったり、有名な起業塾で実際に起きていることです。

世の中、そんなに悪い人ばかりではないですが、性格の良く見える起業塾や講師の人柄があったとしても、「実際の受講生の多くが成果につながっていない」という欠点を長年直さず、商売の都合優先で見て見ぬフリをしている怠慢はあるように思います。

起業塾界隈の情報が集まりやすい自身の経験から、2024年時点で一番起業塾の闇について実態の分かる記事としてお届けします。

起業塾の実力は、客観的・定量的に評価がしにくいことも多い中で、以下の起業塾の闇11個のポイントも判断基準にして頂けると失敗を防げますので参考にしてみてください。

目次

起業塾で失敗につながる闇11選

集団型の起業塾に多い闇6選

  • 闇①【裏で挫折者が多い問題】 表向きの実績数は多いけど、裏の挫折率が実は3割以上の問題
  • 闇② 【結果に無責任な問題】結果責任を負わない3ヶ月間以下の短期型にしている問題
  • 【お金儲け優先な問題】集団型でないと年商が上がらないから、個別対応が少ない問題
  • ④ 【改善意欲がない問題】改善意欲がないからパワポだけの講座にしている問題
  • ⑤ 【個性に合わせない問題】個性やキャリアあったやり方を浅くしかできていない問題
  • ⑥ 【中級者以上が不満問題】集団型ゆえに初心者向けメインで、社会経験の多い人には不満足な問題

講師の実力やメンタルの闇5選

  • ① 【弱さ無理解の問題】タフな性格の講師が多く、真似できないやり方を指導する問題
  • ② 【自分は実践してない問題】講師自身があえて経験を積む意識が低くアドバイスの質が低い問題
  • ③ 【意外にWebに弱い問題】Webサイトのコンテンツが低レベルで講師側のWebの実力が低い問題
  • 【起業戦略が弱い問題】「とにかく実践精神」の正論でフィードバック力が弱いのを誤魔化す問題
  • 【経歴がグレー問題】「謎ビジネスの年商〇千万円」など実績を有耶無耶にしている問題

集団型の起業塾に多い闇6選

闇① 表向きの実績数は多いけど、裏の挫折率が実は3割以上の問題

「受講生1,000名突破」「年商〇千万の卒業生多数」などの人気で知名度も高い起業塾が、実は実力の上位1割の卒業生を目立たせているだけで、裏側では無念に挫折している人が驚くほど多い実態があります。

もちろん独立・起業は不確実性が高いので、「確実に上手くいく」というのもの不可能なのですが、

「自身の起業塾で上手くいくタイプか事前に把握しないまま無責任に入塾させている」ことをしないと起きないような挫折率になっています。

「カリキュラムが詰め込まれていて、脱落する人がいる前提の設計」で、脱落する人も多いからこそ、集団型の授業だけでなく、一部の少数の人に個別サポートを徹底できている構造もあります。

個別サポートがあったとしても、集団型のグループ講座での日程が合いづらい会社員や主婦の方は途中で心理的に行きづらくなってしまうようです。

闇② 【結果に無責任な問題】成果責任を負わない3ヶ月間以下の短期型にしている問題

「その後の成果を追ったら、8割の人は全然結果につながっていなかった」

などの問題が生じています。

実際に当フリーランス起業スクールSTANDでは、3ヶ月間の短期のコースを作ったこともありますが、「成果が出るまで並走できないサービスに違和感を覚えた」「上手くいったどうかまで観測できる環境がないと、起業塾としての実力が伸びないこの2点の重大な問題に感じて、すぐにサービスを変更し、現在は8ヶ月コース1つのみに辿りつきました。

実際に起業塾で学んだことをもとに受講生が1~2年後にどのような成果につながったのか。結果的に成果につながったのかを長期で並走していかないと、起業塾側も自身のカリキュラムの良し悪しを本来判断できず、改善する機会を失ってしまいます。

STANDでは、平均1年半以上は結果的に継続して頂くことも多く、どういう個性の人がどういうビジネスモデル立ち上げにチャレンジして結果的にどうなったかを高い解像度で知ることができています。そうした過去の受講生の成功、失敗の蓄積データを6年以上しっかり貯めていかないと、次の受講生が同じ失敗をしないで済むような形を作ることは不可能です。

【お金儲け優先な問題】集団型でないと年商が上がらないから、個別対応が少ない問題

今の時代、「一対一サポートもあり」「期間内は無制限サポート」という強みを打ち出す起業塾は増えていますが、蓋を開けてみると、個別支援のサポート内容自体は最低限しかやっていないことが多いようです。

例えば、一緒に「サービスのキャッチコピーを考える」ことも、すでに作成したものに簡単にコメントする程度で、「該当サービスの本質の魅力を伝えるコピーとは何か」を突き詰める作業までは並走してくれません。

一対一支援中心だとかなり深いところまで突っ込んで高い解像度の支援をすることができますが、受講生を2人以上同時に対応する形になった時点で、深い話を煮詰めることが急に難しくなり、不十分なフィードバックしかないビジネスモデルでサービス立ち上げを実施するなどのリスクが生じます。

集団型もSTANDでは過去に一時期実施したことがありますが、「一人ひとりへのフィードバックにどうしても浅くなりがちになってしまう課題」が生じたため、すぐに1対1型メインに切り戻した経緯があります。

集団型の方が起業塾の年商が何倍にも上がる為、商売の都合上、個別型中心を選ぶ起業塾はほとんどいません。

集団型の塾ゆえに、多額の広告宣伝費で目立ち何百人以上の卒業生という数の実績はありますが、「受講期間中に3割以上がついていけずに途中で離脱してしまっている」などの不具合もでているようです。(たくさんの実績は全体の上位1割の人を目立たせているだけ)

卒業生の母数が多いので、実績もたくさん掲載されていますが、母数が多ければ中には、「本人の実力で成果がでてるだけ」の人が一定の確率で現れる為、起業塾の実力があることの証明にはなりにくいのです。実際に起業塾に入った後でないと分かりづらい問題なのがこの点です。

④ 【改善意欲がない問題】改善意欲がないからパワポだけの講座にしている問題

オンラインで受講できるスクールが増えてきた中で、オシャレなパワーポイントを元にした受講コンテンツを作成している起業塾がほとんどです。

しかし、

  • パワポで載せられるレベルの情報量の受講内容は薄くなってしまうこと
  • 変化の激しい時代に、更新しづらいパワポコンテンツは時代遅れになりやすいこと

などの理由で、高い密度のカリキュラムにできていないことが多いようです。

当スクールでもパワポ主体の講義で伝えられることに限界を感じたため、更新のしやすさ最優先でスプレットシート上にノウハウを体系化した形に辿り着きました。パワポの見た目のオシャレさではなく、実用性を最優先でカリキュラム設計しています。

10万文字以上・場合に応じて70シート以上から最適なコンテンツをピックアップするような形式で、インプットだけでなく、アウトプットもスプレットシート上で完結できる仕組みにしています。過去の受講生が躓いた点や失敗した点もスプレットシート上に記載し、同じミスを防げるようにしています。

こうした現場・実践で活かせる形を極めた形式に辿り着きましたが、逆にパワポで一方的に語って、最低限の記入用シートを使うくらいの講座は、受講生がどうしたら成果を出せるかを真剣に考えきれておらず、「やった感」「学んでる感」による短期的な満足を優先させてしまっているように見えます。

⑤ 【個性に合わせない問題】個性やキャリアあったやり方を浅くしかできていない問題

「受講生の個性に合わせたやり方を支援します」そういう起業塾も見た目は増えてきました。

あらゆるキャリアを選びやすい時代になった反面、個別にキャリアの方向性に悩む人は昔以上に増えています。当スクールでも、当初はじめにキャリア系シートに十分な量の記入をして頂き、細かくニーズを初期に確認したとしても、2~3ヶ月後に「やっぱり自分がやりたかったのは別のパターンだと気づきました」などの話をされるケースが昔は多々ありました。

そのため、事前の洗い出しワークを強化し、興味関心、価値観、強みなどの才能診断ツールを駆使して、初期に徹底的に洗い出すような今の方式に辿り着きました。そこまで細かく見ても、「人間試してみないと自身のことは分からない」という現実もあり、2~3か月後に方向性を微調整することは多々あるのも実態です。

そんな現実がある中で、「キャリアのワークを簡易的なシートに記入させるだけ」「90分コーチングの時間を取るだけ」しかやってない起業塾は、受講生がその後に失敗したり、躓いたりしていることが、自身のカリキュラムにも責任を負っている自覚がありません。

⑥ 【中級者以上が不満問題】集団型ゆえに初心者向けメインで、社会経験の多い人には不満足な問題

また、集団型だと初心者の方にレベルを合わせることになるため、起業塾側に中級者向け以上の知見が溜まりにくいという側面もあります。初心者向けの話ばかりを講義していても、次のステップに必要な知見が溜まりにくいからです。

最大手の起業スクール2社のマーケティング講座で、「マーケティングの3Cや4Pについて講師が語る」などのカリキュラムがあったりしています。社会経験の多い人にとってはマーケティングの教科書の5ページに書かれているような今さらな知識。

マーケティングの有名なフレームワークは、各業界に合わせて、そのフォーマットをチューニングしてこそ実務で役立つ内容になるのですが、講師側がその認識すらないことと、「マーケティングを学べた感」を喜ぶ初心者受講生による共犯感覚で、実務では活かせない知識ばかり学んでいる実態があります。

社会人経験3~5年以上や一定程度のキャリアを築いた人が起業したい時にとっては、周囲の受講生のレベルに合わせることにダルくなってしまう方も多いようです。

講師の実力やメンタルの闇5選

① 【弱さ無理解の問題】タフな性格の講師が多く、真似できないやり方を指導する問題

起業塾の講師といえば、「高級スーツにワックスで髪型バッチリな講師像」を思い浮かべる人は多いと思います。そうしたタイプは、体力やメンタル自身があるタイプが多く、その馬力で勝ち抜いてきた為、同じ要領でできない人を理解してくれない問題があります。

フリーランスに独立・起業したい人には、「SNSはなんとなくメンタルがきつい」「1日8時間も働く体力がない」「強引な営業はメンタルブロックでできない」など、あらゆる課題を抱えています。

特にフリーランス希望の方の実に5割は、ADHDグレーゾーンやHSPなどの凹凸型タイプのことも多く、組織で働く上での数々の困難を抱えています。起業塾の発信内容に、そうした人への理解が含まれていることは見かけることは少なく、そういった方々では真似できないやり方を推奨して、挫折させてしまっている闇は大きいです。

② 【自分は実践してない問題】講師自身があえて経験を積む意識が低くアドバイスの質が低い問題

Web時代の市場変化は激しく、Web施策はやってみないと状況を理解するのが難しい時代。昔ながらのプロ経営者でも、Webの最新施策についてはピント外れのことをしていることが多いようです。

そんな中、起業塾の講師でやっていくために今時の手法や技術は積極的に経験する姿勢が実力アップの為に必要です。

もちろん特定の手法だけに特化した起業スクール、例えば「海外輸入の物販限定」であれば、その他の手法に詳しい必要はありませんが、あらゆるジャンルをカバー領域にしている総合型の起業塾は講師側は、カバー領域に応じて多様な実践経験が求められます。

「集団型の起業塾が結果的に利益額が高いため、それ以外の施策のチャレンジをあまりしなくなる」

「起業塾以外で高いビジョンをもって取り組んでいるプロジェクトなども公開できていない」

など、起業塾自体の運営実績は毎年積み重なるのですが、それ以外の実績や経験を積むことへの認識が甘い起業塾オーナーは多いようです。

当スクールのSTANDでは、10サイト以上の立ち上げ集客経験、会員数100万人以上規模のプラットフォーム(ココナラ、タイムチケット)での総合売上1位経験など、フリーランスが起業手段として選ぶメインの集客手法を含め、30種類以上の集客経験をあえて積むマインドを持っています。そこで、あらゆるタイプのフリーランス起業希望の方に合った高い解像度でのアドバイス、コンサルができることが強みです。

③ 【意外にWebに弱い問題】Webサイトのコンテンツが低レベルでWebの実力が低い問題

Web施策のプロであることを自称しながら、「起業塾のHP自体のデザイン、キャッチコピー、コンテンツ全般がしょぼい」ところがあまりに多いのも起業塾界隈のあるあるです。

統一感のない配色のデザイン、何の捻りもない凡庸なキャッチコピー、数日で考えたレベルのサイトの文章コンテンツ量など、優れたWeb施策を教える側のはずの起業塾のHP自体がレベルが低いことが多く、何の説得力もない運営のところが多いのです。受講生側もリテラシーがない為、それに気づかずに申し込んでいるところは多々あるようです。

起業塾の講師自体が「体力」「情熱的なコミュ力」「営業力」で勝ち抜いてきた人が多く、本来の受講生の成功に必要な肝心の「高度なWeb施策力」が実は弱かったりします。

反面、起業塾の受講生側は、「体力」「情熱的なコミュ力」「営業力」には自信がない人物像の方が8割以上で、そういった方には、「Webで見込み客から相手から求められる高度なWeb施策力」によって勝ち抜く必要があるのですが、講師側がそのスキルが弱いというミスマッチが起きています。

起業塾側自体ができていないことを教えられるわけがなく、「体力」「情熱的なコミュ力」「営業力」がもともと得意な人以外は成果を出しづらいことが多いようです。

闇④【起業戦略が弱い問題】「とにかく実践精神」の正論でフィードバック力が弱いのを誤魔化す問題

「無制限サポートがあります」と書かれていて信じて入塾したら、サポートによるフィードバックはザックリしたもので、「後は実践」精神で、フィードバックが具体的でないことを誤魔化してしまうケースも多いです。

例えば、フリーランス独立起業においてキャッチコピーなどは一文字単位で練る必要があるくらい重要ですが、「自分でもっと考えてみて」くらいしかいえないと、その後に成果へのマイナス影響が多大です。そのため、何十回以上あらゆる視点でブラッシュアップできるようなフィードバックを繰り返す必要があります。

「後はやれ」「やってみれば分かる」という実践が命なのも正論ではあるのですが、そもそものコンセプトやサービス文章への「緻密」で「高解像度」のフィードバックをできるかは、起業塾の講師側の責任かと思います。

⑤ 【経歴がグレー問題】「謎ビジネスの年商〇千万円」など実績を有耶無耶にしている問題

これはあまり大っぴらにはしていない起業塾のLPに多い訴求です。

起業実績が「謎ビジネスで年商〇千万円」、受講生の成果も「謎ビジネスで年商〇千万円」など、隠している時点でやましいことが多い結果の姿です。「偏見や穿った見方をしない良い人」は、こうした実績を気にせずに申し込んでしまうタイプもいて、後で後悔するケースが多々あります。

どんなに良さそうに見えても、「将来、子供に言えない働き方になる」「周囲に言えない稼ぎ方で怪しい人間関係の中だけで生きる」という人生のリスクを避けたい人は、こうしたサービスにははじめから近づかないことが賢明です。

知名度の高い人気・有名な起業塾の多くも課題は多い

有名な起業塾でも「一流の講師陣」「個別セッションあり」「無制限サポートがあります」など、上記の闇には当てはまらないように表面的には見えるところでも、闇の半分以上が当てはまっていたりします。

知名度の高い起業塾の大半が、オーナーが体力タイプゆえに「体育会系」であることがほとんどです。起業塾オーナーの個人的なスペックである、高い行動力、高い社交性で勝ち抜いているため、同じタイプでないと厳しいように思います。

「どうしたら受講生がもっと個性にあったライフスタイルに辿りつけるのだろうか」そうした受講生が期待している感覚に答えようとする気持ちの問題。

従来の起業塾の課題を解決した新しいスクールを目指すSTAND

フリーランス起業スクールSTANDでは、起業塾の闇パターンに陥らないようにサービスを日々改善し、実力を鍛えてきた実力派の起業スクールです。

「他の起業塾を色々経験した上で最後に辿り着きました」と話してもらうことが多く、前の起業塾ではなぜ成果がでなかったのかその原因を受講生と一人一人と対話をしたことで、実態をクリアに説明できるようになりました。

起業塾の問題をまとめると、

「短期型の実力不足の問題」「集団型でキャリアミスマッチに無頓着な問題」「講師実績が不明瞭な問題」「具体的なフィードバックをする為の本人の実践経験の低さ」(「とにかく実践!」で誤魔化す)など。

その問題を起業塾の運営・講師側のメンタルの問題である、「お金儲け主義」「自身は学ばない」「現場で使える講座の仕組み作りが弱い」などの考えが根本にあります。

生徒の成功率を上げることにコミットせずに、荒稼ぎしている有名な起業塾は多いのですが、今一度問題に着目されるのが良いかと思います。

フリーランス起業スクールSTANDは、従来型の起業塾の問題を全て解消するような4つのスタンスを取っています。

  • 【スタンス①】長期型で成果が出るまで並走して責任を負う
  • 【スタンス②】一対一型で個性や理想のキャリアに合った形を意地でも目指す
  • 【スタンス③】30種類以上の集客手法に挑戦して高解像度のアドバイスができる
  • 【スタンス④】受講生のサービスへの改善指摘は一般的な塾の5倍以上のボリューム

などを両立できるようなコンセプトに辿り着きました。講師側の負担が大きい分、相場よりやや高い金額に設定していますが、人生で一度の大勝負を並走させて頂く立場として、成果を出すことに必要な要素を盛り込むことを優先しました。

反動としては、

  • 多額の宣伝費をかけられない為、有名なサービスにはならないこと
  • 「数千人の卒業生の実績」のような見た目の数だけ多いサービスにはならないこと
  • 1人1人に多大な時間をかける為、起業塾の中でも年商や利益率が低いこと
  • 講座内容に綺麗なパワポが少なく、生々しいメモ書きが大量の実務特化が多いこと
  • 講師側が普段の腕を磨く実践にも労力を割くため、受講生は少数であること

実力のある起業塾を維持するのに本来のあるべき事業規模はあると思っています。従来型の起業塾の問題を解決した起業塾で成果を出したい方は是非STANDの無料のカウンセリングにお申込みを検討ください。