「起業塾に通ったけど、失敗して挫折してしまった…」
「起業塾って実力があるなしの差って判断しにくい…」
そんなお悩みの方も多いかと思います。
起業塾の中でも、そこそこ実績があったり、知名度があるのに、実は受講生に結果を出させる実力が低かったりする実態は世の中に知られていません。
起業塾で成果がでなくても、「行動量が足らない」という意見で一蹴されてしまうことが多く、不満に思っていても自分の責任もあると感じて、SNSなどでもでもネガティブな口コミを言いづらく、評判が悪くなりにくかったりします。
これは有名な人気の起業塾でも実際に起きていること。
起業塾の講師も悪い人ばかりではないのですが、人柄や性格の良く見える講師だったとしても、「実際の受講生の多くが成果につながっていなかったり、挫折している」という起業塾側の欠点を長年直さず、商売の都合を優先して見て見ぬフリをしている怠慢も多い業界です。
起業塾界隈の情報が集まりやすい自身の経験から、2024年時点で一番起業塾の闇について実態の分かる記事としてお届けします。
起業塾の実力は、客観的・定量的に評価がしにくいことも多い中で、今回解説するポイントを判断基準にして頂けると失敗やミスマッチを防げると思っています。
それでは、集団型の起業塾に多い闇7選、講師の実力やメンタルに多い闇6選の合計13個の闇について一つひとつ解説していきます。
集団型の起業塾に多い闇7選
闇① 【裏で挫折者が多い問題】表向きの実績数は多いけど、裏の挫折率が実は4割以上の問題
「受講生1,000名突破」「年商〇千万の卒業生多数」などの人気で知名度も高い起業塾が、実は実力の上位1割の卒業生を目立たせているだけで、裏側では無念に挫折している人が驚くほど多い実態があります。
母数が多ければ中には、「本人の実力9割で成果がでてるだけ」の人が一定の確率で現れる為、起業塾の実力を証明することにはなりにくいのです。公式サイトは魅力的に見えてしまうので、実際に起業塾に入った後でないと、分かりづらい問題なのがこの点です。
大手の起業塾によくみられる事例ですね。
もちろん、独立起業は不確実性があるので、「確実に上手くいく」とはいえない世界ですが、「受講生の4割以上が脱落を前提としたサービス設計」にしている時点で、少し開き直っていたりします。
「成果が不確実であること前提とした世界」であることを利用して、「挫折率1割ではなく、挫折率が4割」でも、起業塾側に責任がないフリをしているのが闇ポイントです。
本来、数十名の受講生を一人ひとり丁寧に対応していれば、1、2名の講師だけでは手が回らなくなるはずですが、それでも「長期の無制限の個別サポート」といった特典としてつけられる理由としては、実際のところ「挫折者が多くサポート量が少なくて済んでしまう」といった実情があります。
闇② 【虚偽のカウンセリング問題】「体験カウンセリング」なのに入会促進のサービス説明が8割以上の問題
実は有名な起業塾の多くが、表向きは「体験カウンセリング」と言いながら、ほとんどの時間を「サービス説明」に費やしてる現実があります。
「フリーランス適性診断」「あなたに合ったやり方を見つけます」という表記通りのことをしてくれず、「相手の状況に合わせたカウンセリグ」を実態としてする気がないのです。
「自身の起業塾だと挫折してしまうタイプでないか」などはあまり気にしておらず、相手の状況を細かく確認せずに入会営業をしているので、結果的に、闇①のように挫折率が高い状態につながってきます。
相性が悪ければ、入会費も無駄になってしまうので、事前のカウンセリングを徹底して欲しいものですね。
闇③ 【結果に無責任な問題】成果責任を負わない3ヶ月間以下の短期型にしている問題
3ヶ月間だけ並走するサービスというのは、期間的に「起業後もサポート」するものではなく、「起業まで」をサポートするものです。
そのため、起業後に「受講生がどう改善していけば、売り上げの向上ができるか」などのノウハウが起業塾側へ溜まらず、余計に成果がでにくくなる構造問題があります。
なお、3ヶ月のサポートを卒業後、受講生を追ったら、8割の人は全然結果につながっていなかったという事象にも繋がります。
実際に起業塾で学んだことをもとに受講生が1~2年後にどのような成果につながったのか。結果的に成果につながったのかを長期で並走していかないと起業塾側が分からないです。
結果的に、起業塾側が自身のカリキュラムの良し悪しを本来判断できず、改善する機会を失っているのです。
フリーランスとして長期的に活躍したい人がほとんどだと思うので、短期の起業塾には注意するようにしましょう。
闇④ 【お金儲け優先な問題】集団型でないと年商が上がらないから、個別対応をあまりしない問題
集団型の方が起業塾の年商が何倍にも上がる為、商売の都合上、個別型中心を選ぶ起業塾はほとんどいません。
一対一の支援が中心だとかなり深いところまで突っ込んで高い解像度の支援をすることができますが、受講生を2人以上同時に対応する形になった時点で、深いレベルで話を煮詰めることが急に難しくなり、不十分なフィードバックしかないビジネスモデルでサービス立ち上げを実施するなどのリスクが格段に増えてきます。
今の時代、「1対1サポートもあり」「期間内は無制限サポート」という強みを打ち出す集団型の起業塾も増えていますが、蓋を開けてみると、個別支援のサポート内容自体は最低限しかやっていないことが多いようです。
例えば、サービス作りににおいて、「サービスのキャッチコピーを考える」フェーズの時に、「受講生が作成したキャッチコピーに簡単に感想コメントする」程度で、「該当サービスの本質の魅力を伝えるコピーとは何かを一緒突き詰める作業」までを並走してくれません。
同じ「1対1サポート」でも内容に雲泥の差があることが多いので、慎重に選ぶことをおすすめします。
闇⑤ 【改善意欲がない問題】改善意欲がないから更新性の低いパワポ型だけの講座にしている問題
オンラインで受講できるスクールが増えてきた中で、オシャレなパワーポイントを元にした受講コンテンツを作成している起業塾が大半です。
しかし、以下のような理由で、結果的に密度の高いカリキュラムにできていないことが多いようです。
- パワポで載せられるレベルの情報量の受講内容は薄くなってしまうこと
- 変化の激しい時代に、更新しづらいパワポコンテンツは時代遅れになりやすいこと
当スクールでもパワポ主体の講義で伝えられることに限界を感じたため、更新のしやすさ最優先でスプレットシート上にノウハウを体系化して蓄積する形に辿りついています。パワポの見た目のオシャレさではなく、実用性を最優先でカリキュラム設計です。
内容が薄く、実務で活用できなければ意味がありませんからね。
当スクールのカリキュラムは、10万文字以上・場合に応じて70のワークシートから最適なものをピックアップするような形式。インプットだけでなく、アウトプットもスプレットシート上で完結できる仕組みにしています。過去の受講生が躓いた点や失敗した点もスプレットシート上に記載し、同じミスを防げるように日々進化させています。
一方で、「パワポで一方的に語って、最低限の記入用シートを使うくらいの講座」は、受講生がどうしたら成果を出せるかを真剣に考えきれておらず、日々の精進を怠っているように見えます。
闇⑥ 【個性に合わせない問題】個性にあったプラン作りができず長く続かないビジネスになる問題
「受講生の個性に合わせたやり方を支援します」という起業塾も表面的には増えてきました。あらゆるキャリアを選びやすい時代になった反面、個別にキャリアの方向性に悩む人は昔以上に増えているからです。
当スクールでも、初回セッションのキャリアワークに十分な量の個性データを記入をして頂き、詳細を確認したとしても、2~3ヶ月後に「やはり自分がやりたかったのは別の切り口の事業だと気づきました」などの方向転換はかなり頻繁に起きています。
そのため、初回セッションの事前のキャリアワークを常に強化し、興味関心、価値観、強みなどの才能診断ツールを駆使して、初期に徹底的に洗い出すような現在の方式に進化し続けてきました。
そんな現実がある中で、「キャリアワークは簡易的なシートに30分記入させるだけ」「起業の方向性は90分コーチングの時間を取るだけ」程度しかやってない起業塾で立ち上げたビジネスは、後で結局、「やりたいことではなかったな…」と感じて、結果的に挫折してしまうケースを頻繁に聞きます。
その人の、特性や価値観などを無視したビジネスプランは、遅かれ早かれいつか無理が生じます。「やりたくないことは何か」「自分の強みは何か」徹底して深堀して考えるようにしましょう。
闇⑦ 【中級者以上が不満問題】集団型ゆえに初心者向けメインで、社会経験の多い人には不満足な問題
集団型だと初心者の方にレベルを合わせたカリキュラムになる為、少しでも起業やマーケティングを学んだことがある人には、今更感のある話が多くなってしまう問題があります。
また、起業塾側の立場としても、中級者向け以上の知見が溜まりにくいという側面もあります。
複数の大手起業塾の講座で、「マーケティングの3Cや4Pについて教えるカリキュラム」がありますが、企画、マーケティング系の実務経験がある人にとっては初歩の初歩で退屈な話。
また、マーケティングの有名なフレームワークは、各業界に合わせて、そのフォーマットをアレンジしてこそ現場の実務で役立つのですが、マーケティングの教科書に記載された一番抽象的な概念を伝えてる時点で、現場の実務で成果を出すスキルや知見が弱い証拠だったりしま
初心者の受講生にとっては、「マーケティングを学べた感」があって喜ばれやすい側面もあり、実務で役立ちにくい知識をありがたく聞いて、ダメな意味でのwin-winになっていたりします。
「社会人経験3年以上のキャリアを築いた人」が起業したい時にとっては、周囲の受講生のレベルに合わせること自体に疲れを感じてしまう方も多いようです。
講師の実力やメンタルの闇6選
闇① 【弱さ無理解の問題】タフな性格の講師が多く、真似できないやり方を指導する問題
起業塾の講師といえば、「高級スーツにワックスで髪型バッチリな講師像」を思い浮かべる人は多いと思います。
そうしたタイプは、体力やメンタルに自信があるタイプが多く、その行動力、タフ力で勝ち抜いてきた為、同じ要領でできない人をあまり理解してくれない問題があります。
初回の説明会などで「この講師なんか苦手…」と感じたら、入会はやめておくのが賢明です。
フリーランスで独立したい人には、「SNSはなんとなくメンタルがきつい」「1日8時間も働く体力がない」「強引な営業はメンタルブロックでできない」など、あらゆる課題を抱えているのが実態。
特にフリーランス希望の方の実に5割は、ADHDグレーゾーンやHSPなどの凹凸型タイプだったりします。
起業塾の発信内容に、そうした凹凸型の人への理解が含まれているSNS発信やブログ記事は見かけることはほとんどなく、凹凸型の人では実行が難しいやり方を推奨して、挫折させてしまっている闇は大きいです。
闇② 【自分は実践してない問題】講師自身があえて経験を積む意識が低く、アドバイスの質が低くなる問題
Web時代の市場変化は激しく、Web施策はやってみないと状況を理解するのが難しい時代。昔ながらのプロ経営者でも、Webの最新施策についてはピント外れのことをしていることが多いようです。
そんな中、起業塾の講師でやっていくために、今時のデジタル手法や技術は積極的に経験する姿勢が実力アップの為に必要です。
昔から同じカリキュラムを使いまわして、一向に知識をアップデートしない起業塾などもありますからね。
もちろん特定の手法だけに特化した起業スクール、例えば「海外輸入の物販塾」であれば、その他の手法に詳しい必要はありませんが、あらゆるジャンルをカバー領域にしている総合型の起業塾は講師側は、カバー領域に応じた多様な実践経験が求められます。
「集団型の起業塾が結果的に利益率が高いため、それ以外の事業へのチャレンジをあまりしていない」
「起業塾以外で高いビジョンをもって取り組んでいるプロジェクトを公開できていない」
など、起業塾自体の運営実績は毎年積み重なるのですが、それ以外の事業で実績や経験を積むことへの意識が低い起業塾の講師は多いようです。
当スクールのSTANDでは、10サイト以上の立ち上げ集客経験、会員数100万人以上規模のプラットフォーム(ココナラ、タイムチケット)での総合売上1位経験など、フリーランスが起業手段として選ぶ主な集客手法を含め、30種類以上の集客経験に取り組みながら、スキルを磨き続けています。
闇③【強みが真反対の問題】講師の強みに多い「体力」「コミュ力」「営業力」が、受講生の大半は強みでない問題
知名度の高い起業塾の大半の講師が体力タイプゆえに「体育会系」タイプであることがほとんど。
講師の個人的なスペックである、「体力」「コミュ力」「営業力」で勝ち抜いているため、同じタイプでないと成果を出す相性が厳しいカリキュラムになりがちです。
コミュ力で勝ててしまうタイプゆえに、逆に「高度なWebマーケティング力」を鍛える機会を失っていたりします。しかし、起業塾の受講生側は、「体力」「コミュ力」「営業力」には自信がない人物タイプの方が過半数なのが実態。
起業塾の構造として「弟子入りする」という側面で考えると、「師匠と性格タイプが近いこと」も割と大事にしたい点です。「体力」「コミュ力」「営業力」が得意なタイプは、一般的な体育会系の起業塾と相性が良いともいえます。
自分とタイプの異なるタイプの講師を選んでしまうと、自身の資質とアドバイスの方向性が合わず、段々と行動していくのが、段々と辛くなってくるんですよね。
闇④ 【意外にWebに弱い問題】Webサイトのコンテンツが低レベルでWebの実力が低い問題
Web施策のプロであることを自称しながら、「起業塾のHP自体のデザイン、キャッチコピー、コンテンツ全般がしょぼい」ところがあまりに多いのも起業塾界隈のあるあるです。
- 何の捻りもない凡庸なキャッチコピー
- 数日で考えたレベルの抽象的なサービス説明文
- 何の深みや知見を感じないありきたりなブログ記事
- 統一感のない配色のデザイン
そんな実態なのに、「Webのプロ」「コンサル集団」みたいに強い名乗っているところは、謎です。
優れたWeb施策を教える側のはずの起業塾のHP自体がレベルが低いことが多く、Web技術の高さを示せる説得力がなく、受講生側もリテラシーがない為、その矛盾点に気づかずに申し込んでいることも多いようです。
闇⑤【起業戦略が弱い問題】「とにかく実践精神」の正論ばかりで、具体的なフィードバック力が弱い問題
「無制限サポートがあります」と書かれていて信じて入塾したら、サポートによるフィードバックはザックリしたもので、「後は実践・精神論」とフィードバックが具体的でないことを誤魔化しているケースも多いです。
営業力で勝ち上がってきた体育会系の起業塾などで多い事例ですね。
例えば、フリーランス独立起業においてサービスのキャッチコピーなどは一文字単位で練る必要があるくらい重要ですが、起業塾側が「自分でもっと考えてみて」くらいしかフィードバックしてなかったりします。本来、キャッチコピーの売上への影響が大きく、本来、十数回以上あらゆる視点でブラッシュアップできるようなフィードバックを繰り返す必要があります。
「後はやれ」「やってみれば分かる」という実践が命なのも正論ではあるのですが、そもそもの受講生のサービスのコンセプトやサービス文章への「緻密」で「高解像度」のフィードバックも同時にしてあげる能力も必要です。
闇⑥ 【経歴がグレー問題】「謎ビジネスの年商〇千万円」など実績を有耶無耶にしている問題
これはあまり世間的に大っぴらにはしていない起業塾のLPに多い訴求の問題です。
起業実績が「謎ビジネスで年商〇千万円」、受講生の成果も「謎ビジネスで年商〇千万円」など、隠している時点でやましいことが多いからこその姿です。
「偏見や穿った見方をしない騙されやすいタイプ」は、こうした実績を気にせずに申し込んでしまい、後で後悔するケースが多々あります。
どんなに魅力的なLPに見えても、「将来、子供に言えない働き方になる」「周囲に言えない稼ぎ方で怪しい人間関係の中だけで生きる」という人生のリスクを避けたい人は、こうしたサービスにははじめから近づかないことが賢明です。
こういった実態の見えない起業塾へ申し込んで、上手くいった事例を聞いたことがないので、注意するようにしましょう。
知名度の高い人気・有名な起業塾の多くも課題は多い
有名な起業塾のサイトは魅力的で、「一流の講師陣」「個別セッションあり」「無制限サポートがあります」「多様な特典あり」など、様々な魅力を見せてくれます。
ですが、上記の闇には当てはまらないように表面的には見えるところでも、意外に起業塾の闇の半分以上が当てはまっていたりします。
運営側の毎月の売り上げ目標ばかりを追う前に、「どうしたら受講生がもっと個性にあったライフスタイルに辿りつけるのか」そうした受講生が期待していることに、寄り添う姿勢や、その理想に向かって一つずつ着実にスキルを蓄えていくようなサービス改善の意識が問われていると思います。
従来の起業塾の課題を解決した新しいスクールを目指すSTAND
フリーランス起業スクールSTANDは、起業塾の闇パターンに極力陥らないようにサービスを日々改善し、実力を鍛え続けている起業スクールです。
「他の起業塾を経験した上で辿り着きました」と話してもらうことが多く、前の起業塾ではなぜ成果がでなかったのかその原因を受講生と一人一人と対話をしたことで、実態をクリアに説明できるようになりました。
フリーランス起業スクールSTANDは、従来型の起業塾の問題を全て解消するような4つのスタンスを取っています。
- 【スタンス①】長期型で成果が出るまで並走して責任を負う
- 【スタンス②】1対1型で個性や理想のキャリアに合った形を意地でも目指す
- 【スタンス③】30種類以上の集客手法に挑戦して高解像度のコンサルができる実力強化
- 【スタンス④】受講生のサービスへの改善指摘は、一般的な起業塾の5倍以上の量
などのスタンスに辿り着きました。
反動としては、
- 1人1人に多大な時間をかける為、起業塾の中でも年商や利益率が低いこと
- 労力が大きいため、少数限定で満枠になることも多いこと
- 多額の宣伝費をかけられない為、有名なサービスにはならないこと
- 「数千人の卒業生の実績」のような表面的な数の実績が多いサービスにはならないこと
- 講座内容に綺麗なパワポが少なく、生々しいメモ書きが大量の実務特化型であること
- 講師側が普段の腕を磨く実践にも労力を割くため、受講生は少数であること
実力のある起業塾を維持するのに、本来のあるべき事業サイズになっています。
従来型の起業塾の問題を解決を目指す起業スクールに興味がある方は是非STANDの無料のカウンセリングにお申込みを検討ください。