株式会社STAND 代表取締役 加藤こういち
愛知出身、現在は東京在住。タイムチケット内評価No.1のグランプリ2022受賞、フリーランス志望専門のGallup公認ストレングスコーチとして、1対1のキャリア支援を300人以上手がけ、シェアリングエコノミー協会ユーザースペシャリスト、Webマーケティング歴15年の経歴を持つ。
保有ブログ:シェアエコ主義
個性が活かされずに埋もれている社会のポテンシャル
長年の会社員時代に「弱点」ばかりを見られて、成果が上げられないことが続いていた中、時間単位でスキルを売買するタイムチケットでレビュー評価されたことをキッカケに自信を取り戻していきました。
そこから、「個性活用」だけでなく「個人商店街のような人間らしいやり取り」が生まれるシェアリングエコノミーの仕組みに魅了され、フリーランスと並行して、5年以上にわたりシェアリングエコノミー協会事務局として働いてきました。
「数字では表せない、個性を活かせずに不当に埋もれている人」が世の中にあまりにも多いことを、「社会の遊休資産」と捉えるようになり、個性をより社会価値に変換できるような仕組みを社会に広めるために起業しました。
個性の凹凸に合わせて活躍できる仕組みが社会にまだ不十分
「個性の凹凸に合わせて活躍できる仕組みが社会にまだ不十分」という課題に取り組むため、独立支援スクール事業を第一弾としてスタート。個性を把握し、独立支援する個人事業で4年間の試行錯誤を経て、AIも徹底活用した、大規模な個性研究データベースの蓄積を目指しています。このデータベースは、フリーランスの働き方だけでなく、家族関係や組織・チーム活用などの様々な分野で活用できるものです。
個性を活かすことで、社会に貢献できると信じています。しかし、自分やフリーランスの友人、知人たちがなぜ組織の中で活躍の場所を作れなかったのか、その原因を探りました。個性のピースをうまく組み合わせることで、きちんと社会価値を発揮できるようなノウハウや仕組みがまだ社会に広まっていないのはもったいないのです。
自分が追求し続けたいテーマをビジネスにして、一生をかけて取り組む
個性を活かす方法についてのノウハウが蓄積されているコーチング界隈。しかし、熟練したコーチたちの個人的な経験に基づく技術だけで社会に影響を与えることは難しく、広がりにくいという構造的な問題を抱えています。
このため、より大規模に個性を定量化・定性化する熱意ある個性研究プロジェクトが必要なのです。
私自身やフリーランスの友人たちは、今後の働き方でハードルにぶつかることがあります。例えば、チームで働く場合や将来の結婚生活や子育て、家族関係などでも、個性が問題になることがあります。しかし、個性を理解する仕組みが整備されることで、仲違いや離婚などの不幸を避けることができることも多いのではないでしょうか。
私自身や友人たちが生きやすい人生を送るために、個性について探究し、その方向性がSTANDと共通することに気づきました。事業がなくても、どちらにしろ残りの人生で研究して追求していきたいテーマなら、事業化してビジョンを掲げてみんなでやった方が一石二鳥という視点での起業でもあります。
ビジネスと研究を融合し、個性研究に積極投資して社会価値の発揮へ
フリーランス独立支援スクールという形を取りながらも、事業のメインは個性研究プロジェクト。スクールの利益を研究に再投資するスパイラルを回すことで、一人のコーチ、一人の研究者では成しえない成果につなげられるかが今後の勝負どころです。「①長期的な持続的改善力」×「②興味の凹凸が激しい」×「③社会問題への関心の強い」の3つの尖った個性をもつ代表が、社会成果を一番出せるプロジェクトの仕組みとして使命感をもって取り組んでいきます。
STANDのビジョンである100人100通りのスタンダートが可視化された社会へを目指して、個性研究に積極的に資金を投資し、事業価値を高め、再投資のスパイラルを生み出すことで、より良い社会を目指します。